スタッドレスタイヤには夏タイヤ同様に寿命があります。
交換時期が来たら新しいスタッドレスタイヤに交換しましょう。
スタッドレスタイヤは一般的に夏タイヤより摩耗しやすく、性能面を考慮すると夏タイヤよりは早めの交換が好ましいと言われています。
では、具体的な交換時期やスタッドレスタイヤを取り扱う際の注意点について詳しく見ていきましょう。
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スタッドレスタイヤの寿命はどのくらい?
スタッドレスタイヤの寿命は、走行距離から考える場合と製造された年から考える場合の2パターンがあります。
それぞれから見たスタッドレスタイヤの寿命は以下の通りです。
走行距離から見る寿命
走行距離から見た場合、走る道路の環境やドライバーの運転のクセなど様々な条件によって差が出てきます。
そのため絶対に「何キロ走ったら交換時期です」とは言えませんが、一般的に10,000~15,000kmを目安に考えると良いでしょう。
製造年数から見る寿命
もう一つチェックしておきたいのが製造年数です。
メーカーによって差はありますが、だいたい製造から10年以上経過しているスタッドレスタイヤは使用しないようにしましょう。
使っていなくても、経年劣化が進んでいるためです。
また、新品で購入したスタッドレスタイヤも一度使用し始めたら、あまり走らなかった場合でも5年以上使ったら交換しましょう。
これも、使い始めたことで消耗や劣化が起こり、タイヤの性能が十分に機能しないことが考えられるからです。
タイヤの状態をチェックしよう
スタッドレスタイヤに履き替えるタイミングで、タイヤの状態を目視でも確認しておきましょう。
劣化が進むとゴムの性質も変わり、硬くなったりひび割れたりします。
このような状態のスタッドレスタイヤを履いて、雪道を走行してしまうととても危険です。
また、タイヤには交換時期を知らせるスリップサインといわれる突起があります。
スタッドレスタイヤの場合には、スリップサインの他にプラットホームと言われるもう一つの突起があります。
スタッドレスタイヤは50%の摩耗で交換することが適切とされていて、プラットホームはこの50%の摩耗を知らせてくれる突起です。
そのため、溝があると思ってもスタッドレスタイヤの場合は夏タイヤより交換時期が早く訪れるので注意が必要です。
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北海道のスタッドレスタイヤ事情
北海道では11月頃から雪が降りはじめて、4月まで積雪が見られる地域もあります。
1年のうち約半分は雪のある生活をしていると言うことになりますね。
そんな北海道のような雪国でのスタッドレスタイヤ事情には、何か特別なことがあるのでしょうか。
今回、北海道のスタッドレスタイヤ事情についても調べてみました。
北海道のスタッドレスタイヤの寿命
北海道でも、スタッドレスタイヤそのものの性能は同じです。
しかし、使用する期間や走行距離の違いから新品のスタッドレスタイヤへ交換する頻度は高め。
北海道の人だからこそ分かる雪道の危険性があります。
そのため、スタッドレスタイヤの性能を重視する人は多く、平均で3シーズン使ったら新品に交換しているのだそうです。
北海道はスタッドレスタイヤの準備が早い!
北海道では、11月から積雪が見られます。
そのため、10月頃には多くの人がスタッドレスタイヤへの履き替えを済ませています。
9月頃から商戦期に入り、履き替え時期のピークになると整備工場の前には行列ができるほど。
雪が降ってからでは遅いと言われているので、ピークを避けるために早い人では9月からスタッドレスタイヤを履いているという声も一部ではあるようですね。
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寿命が来たスタッドレスタイヤ、交換しないとどうなる?
交換時期がきたスタッドレスタイヤを、そのまま使い続けるとどのような危険が予測できるのでしょう。
まずは、スタッドレスタイヤ本来の役割を果たさないということが考えられます。
スタッドレスタイヤで最も重要なグリップ力が低下して、雪道でもスリップしてしまいます。
また、摩耗してスリップサインが出たタイヤを使い続けることは整備不良とされ罰則を受けることにもなります。
さらに、ひび割れを起こしているタイヤはパンクする恐れがあるので、事故を防ぐためにも交換の目安となる時期やサインを確認したらすぐに新品に交換しましょう。
「俺は大丈夫!!」とか「お金が無いからナシで済ませちゃえ」というのは危険ですよ。
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スタッドレスタイヤと夏タイヤとの違いは?
夏と冬でタイヤを交換する理由は、スタッドレスタイヤと夏タイヤでは性能に違いがあるからです。
スタッドレスタイヤは雪道を走るために特化していて、その特徴は主に次の3点です。
ココがポイント
- スタッドレスタイヤのゴムは柔らかい素材
- 溝が細かく入っていてグリップ力が強い
- 溝が深く雪道でもしっかり走れる
また、スタッドレスタイヤは管理方法に注意する必要があります。
シーズンが終わり夏タイヤに履き替えたら汚れを洗い流して乾燥させ、直射日光を避け通気性の良い場所で保管します。
そしてスタッドレスタイヤは熱に弱い素材のため、暑い夏に使用すると激しく摩耗します。
きちんと夏は休ませるようにしましょう。
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スタッドレスタイヤは寿命が来たら交換しよう!
車を運転する上で最も重要とも言えるタイヤですが、雪がよく降る地域でもない限りスタッドレスタイヤの必要性や雪道の危険性については普段から考える
機会は少ないかもしれません。
しかし、北海道の人が言うように雪が降ってから考えるのでは遅いのです。
最近では予想できないような異常気象が発生することもあるので、例年雪が少ないからと油断していてはいけません。
ハンドルを握る人はいつでも安全を確保できた状態で運転できるよう、常にチェックして準備万端にしましょう。
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