なぜ自動車税があるのか?!知らなかったけれどふと気になったんです
自動車税は1年に1回、重量税は車検時にまとめて2年分と、車を保有していると複数の税金がかかりますよね。
そもそも『なぜ自動車税はあるのか?』疑問に思っている方もいるでしょう。
また「自動車税や重量税がおかしい、、、いつもより高い!」となるのは、増税されていることが原因です。
この記事では、なぜ自動車税はあるのか、なぜ増税されるのかを解説しますね。
車にかかる税金について疑問に思っている方は、ぜひ参考にしてください。
\この記事を書いた専門家/
某自動車ディーラーに5年半勤務し、営業や整備士のサポートをしていました。
車に関する書類の手続きなど、自動車ディーラーの内部事情に詳しいです。
任意保険の見積もり作成や契約の手続きをしていたので、自動車保険も得意ですよ。
現在はディーラーでの経験を活かし、自動車関連のフリーライターをしています。
関連記事自動車税をクレジットカードで払う事の疑問まとめ!【今年こそは後悔しない】
なぜ自動車税があるのか?国のルールを見てみよう
なぜ自動車税はあるのかというと『高価な商品を所有でき税を負担できる力がある』方は、福祉や教育、公共物の整備費用のために納税する必要があると国で決められているからです。
また税を公平にするため、所得が多い国民は納税をしなければならないほか、道路を利用するユーザー同士が整備費用を負担しなければならないためです。
ちなみに重量税や取得税、ガソリン税は、道路を整備するためだけの税金です。
1960年代に、でこぼこだらけの日本の道路を急いで整備するため、重量税とガソリン税は『最初の税額から2倍の額に増やされた』っていう話もありますよ。
つまり増やされたまま、元の金額に戻されていないから、車にかかる税金が高いってことですね。
自動車税=自動車税種別割
取得税=自動車税環境性能割
このように名称の変更がされているので、混同しないよう注意してくださいね。
なぜ自動車税があるのか|自動車税は旧車いじめ!13年を超えるとなぜ増税されるの?
自動車税は、車の初度登録から13年以上経過していると増税されます。
なぜなら排出ガスが地球温暖化に悪影響を与えているため、環境負荷が多い古い車は増税されてしまうのです。
ちなみに13年以上経過すると、自動車税と重量税は以下のように増税されます。
自動車税 約15〜20%増税
重量税 約40%増税
一方でハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、年式が新しい車は、税金が軽減される「グリーン化特列」や「エコカー減税」の対象になります。
ハイブリッドカーなら『アクア』や『プリウス』が有名ですね。
軽減率は『対象となる燃費性能の基準をどれくらい達成しているか』や『年式』で異なるため、車種によってバラバラです。
なぜ自動車税があるのか|重量税は18年をを超えるとさらに増税されます
重量税は18年を超えるとさらに増税されます。
なぜならさらに年式が古いと、より環境に負荷がかかってしまうからです。
2005年に新車で登録した車は、2023年から増税されます。
元の税額から約50%増税されるので、結構な金額になってしまいます。
税金を抑えたい方は、年式が新しい車に乗り換えるのがおすすめです。
なぜ自動車税があるのか?お金と車の関係が明らかに!
なぜ自動車税はあるのかというと、他の税金と同様に福祉や教育、公共物の整備費用のために納税する必要があると国で決められているからです。
ちなみに13年以上経過していて環境負荷が多い車は、自動車税と重量税が増税されます。
18年以上経過している車は、重量税がさらに増税されるので、注意してくださいね。