タイヤの溝が1.6mmあれば車検に通るって聞いたけれど、ぱっと見自分では今の自分のタイヤが1.6mm溝があるのかわからない。
もしかして、それ以外にも車検が通らないタイヤの決まりがあるのかな?
この記事では、そういったお悩みに答えます。
車検に通らないタイヤについて詳しく解説しますね。
愛車の車検が近い人や、車検の見積もり時に交換をすすめられた人は、ぜひ参考にしてくださいね。
\この記事を書いた専門家/
某自動車ディーラーに5年半勤務し、営業や整備士のサポートをしていました。
車に関する書類の手続きなど、自動車ディーラーの内部事情に詳しいです。
任意保険の見積もり作成や契約の手続きをしていたので、自動車保険も得意ですよ。
現在はディーラーでの経験を活かし、自動車関連のフリーライターをしています。
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車検の通らないタイヤのサイズは?
車検の通らないタイヤのサイズは、車種によって異なります。
車種ごとに決められたサイズより大幅に違うタイヤやホイールを付けてしまうと、検査時のスピードメーターチェックに引っかかるからです。
仮に決められたサイズより大きいタイヤやホイールを付けると、1回転で進む距離が増え、実際のスピードメーターの数字よりも速く車が走ってしまいます。
愛車を車検に出すときは『タイヤサイズ』と『ホイールサイズ』に気をつけましょうね。
愛車の規定のタイヤサイズを確認したい場合は、運転席ドアを開けたところに貼ってあるステッカーをみてみてください。
車検の通らないタイヤのはみだしは?
走行時に車体やフェンダーからはみだしてしまう場合は、車検に通りません。
ホイールの中心から上側が『前30度・後50度』の範囲は、フェンダー内に収める必要があります。
2017年6月に、10mm以内であればはみだしが認められましたが、ホイールではなくあくまでもタイヤのみなので注意してくださいね。
タイヤがはみだしている場合は、車検に通らない・整備不良として扱われるため(罰則あり)、車体やフェンダーに干渉しないタイヤを装着しましょう。
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車検の通らないタイヤにひび割れは関係あるの?
タイヤに「このぐらいひびが割れていると車検に通らない」っていう決まりはありません。
しかしタイヤはゴムでつくられているので、劣化すると脆くなり安全面が心配です。
ひび割れが大量にあると、最悪の場合はタイヤがバースト(破裂)してしまう可能性もあります。
そのためディーラーや整備工場で交換をすすめられたら、車検とは関係なしに、タイヤを買い替えた方が良いでしょう。
タイヤが車検に通らないか不安だった時に見て欲しい|まとめ
まとめます。
車検に通らないタイヤは下記のとおりです。
ココがポイント
- タイヤの溝が1.6mm以下
- 規定外のタイヤサイズを装着
- フェンダーへのはみだし
タイヤのひび割れが大量にあったり、深かったりすると車検以前の問題なので、安全に運転するためにもすぐに交換するようにしてくださいね。
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