この記事では、納税証明書がないと車検が受けられないかについて詳しく解説しますね。
納税証明書がないときの対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
\この記事を書いた専門家/
某自動車ディーラーに5年半勤務し、営業や整備士のサポートをしていました。
車に関する書類の手続きなど、自動車ディーラーの内部事情に詳しいです。
任意保険の見積もり作成や契約の手続きをしていたので、自動車保険も得意ですよ。
現在はディーラーでの経験を活かし、自動車関連のフリーライターをしています。
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車検に納税証明書がないとどうなる?
納税証明書がなくても車検は受けられます。
なぜなら2015年4月から、陸運局で納税確認を電子的に行えるようになったからです。
納税証明書を紛失した場合、納税事務所で再発行の手続きをする必要はありません。
自動車税 ( 種別割 ) を滞納していないなら、車検時に納税証明書がなくても車検の継続手続きが可能です。
しかし自動車税 ( 種別割 ) の支払い状況は、陸運局に反映されるまで2〜3週間程度かかります。
そのため自動車税 ( 種別割 ) を支払ってから3週間以内に車検を受ける場合は、納税証明書が必要なので注意してくださいね。
またクレジットカードで自動車税 ( 種別割 ) を支払うと、納税証明書が発行されるまで2〜3週間程度かかります。
車検が近い場合はクレジットカードではなく、コンビニや金融機関の窓口で自動車税( 種別割 ) を支払って、その場で納税証明書を発行してもらいましょう。
軽自動車で納税証明書がない場合は?
軽自動車で納税証明書がない場合は、車検の継続手続きが行えません。
紛失した場合は、市町村役場で再発行してもらいましょう。
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そもそも納税証明書って何?基本を知ろう
納税証明書は、4月1日時点で車を所有している人に毎年課せられる、自動車税 ( 種別割 ) を支払ったことを証明する書類です。
自動車税 ( 種別割 ) の納付書は、毎年5月上旬〜6月にかけて、車検証に記載されている住所に届きます。
普通車の場合は、排気量ごとに納税金額が異なりますが、軽自動車は一律10,800円ですよ。
※登録されてから13年経過した車は増税されます。
車検に必要な納税証明書はいつのものを使うの?
車検時は今年度分の納税証明書が必要です。
また今年度分の納税証明書が届く前に車検を受ける場合は、前年度分の納税証明書で大丈夫ですよ。
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車検の納税証明書が届かないとき
納税証明書または納付書が届かないときは、納税事務所に問い合わせて、送付しているかどうかを確認すると良いですよ。
住所が変わった場合、漏れてしまっている可能性もあります。
行方がわからない場合は、再発行の手続きをしてもらいましょう。
車検の納税証明書がない時のまとめ
この記事でわかったことをまとめますね。
- 陸運局で納税確認が取れるので車検時は納税証明書が不要
- 陸運局で支払い状況が反映されるまで2〜3週間かかるので車検が近い人は納税証明書が必要
- 自動車税(種別割)を払ってすぐ車検を受ける人は、コンビニや金融機関の窓口で払いましょう
- 軽自動車は納税証明書がないと車検の継続手続きができません
- 車検時は今年度分の納税証明書が必要
- 納税証明書が届かないときは納税事務所に問い合わせましょう
納税証明書は車検時以外にも、車を売却するときに必要になるケースがあるので、紛失しないよう管理してくださいね。
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