高いと嘆いている人が多く、愛車の車検代がいくらなのかを不安に思い、人から聞いたり調べたりする人もいるでしょう。
お金がかかるから、車を所有している人からしたら車検は大イベントですよね!
この記事では、車検について下記を紹介します。
- 車検代の相場
- 最初の車検代はいくらぐらいか
- 2回目の車検代はいくらぐらいか
- 車検代が高くなる理由
愛車の車検代が気になる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
\この記事を書いた専門家/
某自動車ディーラーに5年半勤務し、営業や整備士のサポートをしていました。
車に関する書類の手続きなど、自動車ディーラーの内部事情に詳しいです。
任意保険の見積もり作成や契約の手続きをしていたので、自動車保険も得意ですよ。
現在はディーラーでの経験を活かし、自動車関連のフリーライターをしています。
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車検いくらかかる?
車検は軽自動車も合わせて5〜15万円が相場です。
なぜ高いと感じてしまうのか説明すると、車検は整備料金の他に、法定費用(税金)や自賠責保険料も含まれているからなんです。
おさらいすると車検代の内訳は
『整備料金+部品代や交換費用+法定費用+自賠責保険料+印紙代(約1,200円)』です。
整備料金は車検を受ける場所によって差が大きいですよ。
ディーラーの整備料金は割高ですが、点検項目が多いので、次の車検まで安心できます。
車検代を抑えたい人は、整備料金が安い工場で依頼すると良いですね。
また整備料金や法定費用、自賠責保険料は、車のクラス(排気量や大きさ)によって異なるため、車検代に差が出てしまうのが特徴です。
続いて、最初の車検や普通車の車検代がいくらなのかを紹介しますね。
最初の車検はいくらなの?
最初の車検は3〜10万円が相場です。
新しい車だと故障している確率が低く、エンジンオイルの交換やワイパーの交換のみで済むからです。
エンジンオイルやワイパーを交換しなくても、車検に通らないわけではありませんが、消耗品なので一緒に替える人が多いですよ。
また登録してから間もない車は、エコカー減免が適用され、重量税が0円になったり減税されたりするため車検代が割安になります。
そのため車検を受ける場所にもよりますが、整備料金が安い工場だと、軽自動車なら約3万円で済むケースが多いです。
軽自動車や普通車の車検は実際いくらかかるの?
普通車の車検は10万円以下が理想です。
アルファードやランドクルーザーなどの大きいクラスの車は、15万円以下に抑えたいですね!
普通車は重量税が高いため、軽自動車よりも車検代が割高になります。
愛車の重量税を知りたい人は、ぜひ下記のサイトから確認してみてくださいね。
【軽自動車】
https://www.kei-nextmvtt.jp/kei_nextmvtt-web/nextmvttshokai/init
【普通車】
https://www.nextmvtt.mlit.go.jp/nextmvtt-web/nextmvttshokai/init
愛車の車体番号を入力すれば、重量税がわかるので、車検代が気になる人はぜひ利用して見てください。
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車検5年目の費用の相場は?
車検5年目(2回目)もまだ車が新しく、故障している箇所が少ない可能性もあるので、比較的安く済みますよ。
しかし2回目の車検から、重量税の減免が適用されない車が増えてくるので、初回車検よりかかることを把握しておきましょう。
車検が高い理由はなに?
車検代が高くなる車は下記のとおりです。
- 登録してから10年経過
- 走行距離が10万キロ超え
- 登録してから13年・18年超え
- 外車
高年式や過走行車は、故障している箇所があったり部品を交換しないと車検に通らなかったりするため、部品代や交換費用が割高になります。
また愛車を登録してから13年・18年のタイミングで重量税が増税されるのも、高くなる理由の1つです。
さらに外車は、部品を海外から仕入れたり特殊な工具を使用したりするので、整備料金が国産車より割高です。
あまりにも車検代が高額な場合は、買い替えの検討もしてみてくださいね。
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車検っていくらかかるのかのまとめ
この記事で紹介したことをまとめますね。
- 車検代の相場は5〜15万円
- 車検代の内訳は『整備料金+部品代や交換費用+法定費用+自賠責保険料+印紙代(約1,200円)』
- 整備料金は車検する場所によって異なり、点検項目が多いディーラーは高い
- 初回車検は故障の箇所はほとんどない・重量税が減免されるため比較的安い
- 高年式・過走行車・13、18年超え・外車は車検代が高い
車のクラスによって車検代が大幅に違うので、事前見積をして概算金額を把握しておくと良いですよ。
またこちらの記事で、何日前から車検が受けられるか解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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