車検って、車を持ってる人にとっては、大きな出費になるから一大イベントですよね。
でも、私は日々の忙しさにかまけて、ディーラーから車検のお知らせのハガキが来たら受ければいいや、と思ってる感じでした。
それでもいいけれど、忘れててお金の工面を考えたり、このタイミングで乗り換えやタイヤや部品の慎重どうしよう、、、っていう人もいますよね。
なので今回、
- 車検は何日前から受けられるの?
- 心配だから早めに出しちゃってもいいの?
- 基本的にはいつかベストなの??
という、いまさら人に聞きにくいところを調べました。
ズバリこの記事では、車検が何日前から受けられるのかを解説します。
受ける場所によっても変わってくるので、トヨタなどのディーラーや指定工場ではどのくらい前から車検が受けれるかについても解説しました。
ぜひ参考にしてくださいね。
\この記事を書いた専門家/
某自動車ディーラーに5年半勤務し、営業や整備士のサポートをしていました。
車に関する書類の手続きなど、自動車ディーラーの内部事情に詳しいです。
任意保険の見積もり作成や契約の手続きをしていたので、自動車保険も得意ですよ。
現在はディーラーでの経験を活かし、自動車関連のフリーライターをしています。
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車検は何日前から受けられるの?ギリギリでもオッケー?
車検は一般的に満了日の1ヶ月前から受けられます。
満了日が2022年6月4日だとしたら、2022年5月4日から車検の継続手続きを行えます。
大丈夫です。
しかし満了日の1ヶ月以上前に受けると、継続手続きをした日から次の車検が計算されてしまうので注意が必要です。
1ヶ月前・1ヶ月以上前に車検を受けた場合、どうなるかまとめてみたので、比較してみてくださいね。
例 | 1ヶ月前 | 1ヶ月以上前 |
満了日 | 2022年6月4日 | 2022年6月4日 |
継続検査日 | 2022年5月4日 | 2022年3月4日 |
次回の車検(継続後の満了日) | 2024年6月4日 | 2024年3月4日 |
そのためやむを得ない事情がない限り、1ヶ月以上前に車検を受けないようにしましょう。
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45日前はトヨタなどのディーラーではどう?
トヨタなどのディーラーの場合は、満了日の45日前から車検を受けられます。
ただし指定工場の資格があるディーラーに限るので、注意が必要です。
ほとんどのディーラーは指定工場の資格を持っていますが、一部は違う可能性があるんです。
- オープンしたてで指定工場の手続きが間に合っていない
- 工場の設備や整備士の技術が指定工場の基準を満たしていない
など、店舗によってさまざまな事情があります。
ディーラーで車検を受けるときは「45日前からでも可能ですか?」とスタッフに確認してみてくださいね。
次は、45日前から車検が受けれる仕組みを解説しますね。
車検は指定工場だと何日前から受けられるのか
指定工場なら45日前から車検を受けられます。
指定工場では、期限が15日間ある『保安基準適合標章』を発行できるからです。
そのため保安基準適合標章が発行できる指定工場で車検を受ける場合、認証工場より15日早く継続検査ができる仕組みになっています。
保安基準適合標章は新しい車検証の代わりとして、車のフロントガラスに貼られているため、新しい車検証が届くまで剥がさないようにしてくださいね。
ディーラーや整備工場側は、15日後(満了1ヶ月前)に書類を持って、陸運局で継続の手続きをするので、新しい車検証が発行されるまで少し時間がかかることを頭に入れておきましょう。
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車検は何日前から受けられる?のまとめ
車検は一般的に1ヶ月前から受けられます。
1ヶ月以上前から受けることは可能ですが、継続検査をした日から次の満了日が計算されてしまうため、やむを得ない事情がない限りおすすめできません。
指定工場であれば、45日前から継続検査ができるため、少しでも早く車検が受けれますよ。
車検を受けるタイミングは早すぎても良くないし、ギリギリもおすすめできないので、ディーラーや整備工場に相談してみてくださいね。
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