「事情があって名義の違う自動車税を代わりに納付するけど、クレジットカードは使えるのかな?」
「家族名義の車の自動車税を、私名義のクレジットカードで払ってポイントを獲得したい」
他人名義の自動車税をクレジットカードで払いたいと考えている人もきっといるでしょう。
この記事では、自動車税をクレジットカードで払う際に、車の名義は関係あるのかについて詳しく解説します。
注意点もご紹介するので、自動車税を払う前に一読してみてください!
\この記事を書いた専門家/
某自動車ディーラーに5年半勤務し、営業や整備士のサポートをしていました。
車に関する書類の手続きなど、自動車ディーラーの内部事情に詳しいです。
任意保険の見積もり作成や契約の手続きをしていたので、自動車保険も得意ですよ。
現在はディーラーでの経験を活かし、自動車関連のフリーライターをしています。
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自動車税をクレジットカードで払う際、車の名義違いは関係ない
自動車税をクレジットカードで払う際、車の名義は関係ありません。
つまり、クレジットカードの名義人が支払い手続きすれば、他人名義の自動車税を払えます。
例えば、家族名義の自動車税をあなたのクレジットカードで払えるのです。
自動車税をクレジットカードで払う際は『自分名義である必要がない』ことを把握しておきましょう。
他人名義の自動車税をクレジットカードで払う際の注意点
自動車税をクレジットカードで払う際、車の名義は関係ありませんが、注意点が3つあります。
具体的には以下のとおりです。
- 二重納付に気をつける
- 還付先はクレジットカード名義人ではなく車の所有者
- 必ずクレジットカードの名義人が支払いの手続きをする
それぞれ解説するので、納税する前に注意点を把握しておきましょう。
二重納付に気をつける
他人名義の自動車税をクレジットカードで払う際は、二重納付に気をつけましょう。
二重納付とは、名前のとおり支払いを重複させてしまうことです。
自動車税をクレジットカードで払うと、領収印がない納付書だけが残ってしまうので、未払いだと勘違いしてしまうケースがあります。
車の所有者と連携を取り、二重納付がないよう注意しましょう。
還付先はクレジットカード名義人ではなく所有者になる
他人名義の自動車税をクレジットカードで払い、還付があった場合は、車の所有者に返金されてしまいます。
例えば車を廃車にし、還付が受けられる場合は、所有者に残りの自動車税が返金されてしまうのです。
また二重納付してしまった場合でも、クレジットカードで払ったあなたではなく、車の所有者に重複した分が返金されてしまいます。
還付があったときは『どのようにしてあなたに返金するか』具体的な方法を、車の所有者と話し合っておくと良いでしょう。
必ずクレジットカードの名義人が支払いの手続きをする
他人名義の自動車税をクレジットカードで納税する際は、必ず名義人が支払い手続きするようにしましょう。
なぜなら、クレジットカードの貸し借りは禁止されており、場合によってはペナルティが課せられる可能性があるからです。
クレジットカードは手軽に払えるとはいえ、信用情報に関わるため、金銭トラブルに発展するケースもあります。
家族間でもトラブルに発展しないよう、注意してクレジットカードを利用してください。
自動車税をクレカで払う時の違う名義についてのまとめ
この記事でわかったことをまとめると、以下のとおりです。
- 名義人が支払い手続きをすれば、他人名義の自動車税をクレジットカードで納税できる。
- 車の所有者と連携を取り、二重納付しないよう注意
- 還付先は車の所有者になるので、どうやって返金するのかを事前に話し合っておく
- クレジットカードの名義人が支払いの手続きを行う
金銭トラブルにならないよう、車の所有者としっかり話し合ってから、他人名義の自動車税をクレジットカードで払いましょう。