自動車税をクレジットカードで払うと納税証明書が発行されないから車検が受けられないって本当?
クレジットカードで自動車税を払うと、納税証明書がその場で発行されないので車検を受けられないんじゃないかと気になっている人もいるでしょう。
この記事では以下を詳しく解説します。
- 自動車税をクレジットカードで払って納税証明書がなくても車検が受けられるのか
- 自動車税をクレジットカードで払った際の注意点
自動車税をクレジットカードで払って納税証明書が無くても車検が受けられるのか気になる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
\この記事を書いた専門家/
某自動車ディーラーに5年半勤務し、営業や整備士のサポートをしていました。
車に関する書類の手続きなど、自動車ディーラーの内部事情に詳しいです。
任意保険の見積もり作成や契約の手続きをしていたので、自動車保険も得意ですよ。
現在はディーラーでの経験を活かし、自動車関連のフリーライターをしています。
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自動車税をクレジットカードで払い納税証明書が発行されなくても車検が受けられます
結論です。
自動車税をクレジットカードで払い納税証明書が無くても車検は受けられます。
車検を受けるには基本的に納税証明書が必要です。
一見、クレジットカードで払うと納税証明書が発行されるまで2〜3週間程度かかるので、すぐに車検が受けられないのが難点と思われます。
しかし『納税確認の電子化』により運輸支局で支払い状況を確認できるようになったため、納税証明書がなくても車検が受けられるようになりました。
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自動車税をクレジットカードで払い納税証明書がなくても車検が受けられるケース
以下の条件をクリアすれば、納税証明書がなくても車検が受けられます。
- 自治体で納付確認の電子化が進んでいる
- 払ってから2週間以上経過している
- 滞納せずにしっかり払っている
それぞれ解説するので、自動車税をクレジットカードで払って車検を受けたい気持ちがある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
自治体で納付確認の電子化が進んでいる
住んでいる自治体で『納税確認の電子化』が進んでいれば、納税証明書が不要なため、クレジットカードで払っても車検が受けられます。
しかし地域によっては、納税確認の電子化が実施されていないケースもあるので、各自治体の公式Webサイトを確認してみてください。
払ってから2週間以上経過している
クレジットカードで払い、2週間以上経過していれば問題なく車検が受けられます。
なぜなら運輸支局で納税確認が取れるようになるまで2週間程度かかるからです。
自動車税を払ってからすぐに車検を受ける人は納税証明書が必要なことを把握しておきましょう。
滞納せずにしっかり払っている
車検を受けるには、滞納せずにしっかり自動車税を払っていることが大前提です。
車検が切れると公道を走行できなくなり、そのうち自賠責保険も満了を迎えてしまうため、万が一何かあった場合は補償されません。
また支払いの期限がすぎるとクレジットカードでの納付ができなくなるので注意してくださいね。
とにかく車検を受けるには『自動車税を払っている』ことが必須です。
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自動車税をクレジットカードで払う際の注意点
自動車税をクレジットカードで払う際は、以下に注意してください。
- 車検が近い場合は現金で払う
- 軽自動車は納税証明書が絶対必要
それぞれ解説するので「納税したのに車検が受けられない」といったことがないようにしておきましょうね。
車検が近い場合は現金で払う
車検が切れるまで2週間以内の場合は、コンビニや金融機関の窓口で現金で払いましょう。
上述したように、支払い状況が運輸支局に反映されるまで『2週間程度』かかるからです。
そのため車検が近い場合は、納税したことを証明する書類をその場で発行してくれる、コンビニや銀行の窓口で払うようにしましょう。
例えば車検が5月15日までだった場合、自動車税の納付書が届いてからすぐに払っても、運輸支局で納税確認が取れないので納税証明書が必要になります。
自動車税を払ってから車検を受けるまでの期間に注意して、納税するようにしてくださいね。
軽自動車は納税証明書が絶対必要
軽自動車で車検を受けるには、納税証明書が絶対に必要です。
クレジットカードで払うと納税証明書が発行されるまで2〜3週間かかるため、軽自動車税のクレカ払いはあまりおすすめできません。
しかし普通車と同様に納税確認の電子化がされている地域もあるので、納税証明書が不要なケースもあります。
普通車ほど電子化が進んでいるわけではないため、クレジットカードで払う前に必ず各自治体のWebサイトを確認しましょう。
車検を受ける年でなければ納税証明書を使用しないので、自動車税をクレジットカードで払っても特に問題ないですよ。
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自動車税をクレジットカードで払うと納税証明書が発行されないから車検が受けられない?|まとめ
この記事でわかったことを以下のようにまとめました。
- 車検を受けるには基本的に納税証明書が必要
- クレジットカードで払うと納税証明書が発行されるまで時間がかかる
- 納税確認の電子化をしている自治体では納税証明書がなくても車検が受けられる
- 車検満了まで2週間以内の場合はクレジットカードではなくコンビニや銀行の窓口で現金で払う
- 軽自動車は納税確認の電子化があまり進んでいないので注意
自動車税をクレジットカードで払って、少しでもお得に車検を受けてみてくださいね。
納税証明書が必要なのに、失くしてしまった場合は以下の記事で対処法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。